日本最古の仏像

蘇我馬子が創立した日本初の本格的寺院「飛鳥寺」
本尊は日本最古の仏像「飛鳥大仏」
損傷が激しく後世に何度か補修されているようですが、
長年大事にされてきたことが伝わる素敵な大仏でした。
明日香村には聖徳太子誕生の地といわれる「橘寺」や
蘇我馬子の墓?である「石舞台古墳」など見どころがたくさんあるので
これから明日香周遊バス1日フリー乗車券を使って巡って来ます。
古代のチーズ「蘇」も食べてみたいな。

 

石崎佑樹


禅の庭の原点

福田美術館の帰りに竹林の小径を散策しながら天龍寺へ。
圧巻なのは庭の国宝として賞賛される曹源池庭園。
池を中心とする回遊式庭園、嵐山を借景にした壮大な景色は
寺を創建した夢窓疎石によるもの。
疎石は石組で深山幽谷を表すことで禅僧が日々修行に打ち込める庭を作った。
禅の庭の原点である。
わたしもせっせと修行に打ち込む・・・明日から・・・、 さぁ、今晩はナニ食べよ?

 

FISH+ARCHITECTS


空と大地(トロイセキ)

出張の前入りで足を伸ばして静岡市へ。
久々ぶりに白井晟一氏設計の芹沢銈介美術館へ向かう途中で登呂遺跡発見!
(以前にも見ていますが・・・)
少し立ち止まって「地から続くスカイライン」を眺めていると
古は「空と大地が生活と近く、自然と共存した暮らしをしていたんだなぁ」
と感慨深い。高い建物が多い現代は物理的に「空」に少し近づいたけど、
なぜか自然から遠くなった気がする・・・。
さ―てと、由比のあおぞらに桜エビを食べに行こう!
禁漁の時期だけど・・・安心してください!食べられました。
冷凍保存分でしたが、大変おいしかったです!

 

FISH+ARCHITECTS


仕・コトはじめ

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、仕・コトはじめを行いました。
京都では12月中旬から正月の準備を始めることを「事はじめ」と言いますが、
私どもは新たな年のスタートを「仕・コトはじめ」と称し
毎年おいしい料理とお酒を頂きます。
今年も無病息災で無事一年が迎えられますように、いただきます!

 

FISH+ARCHITECTS


ねんいち感動の一枚

今年感動の食・職・ショック。
まずは「食」から。今宮神社の参道沿いにある日本最古の和菓子屋、
平安時代からあると言われている。
応仁の乱や飢饉の時に庶民に振る舞っていた
「病気除け」「厄除け」のご利益付きの「あぶり餅」。
焼いている?炙っているお母さんは流石の職人。
一番のショックは、
よく立ち寄った大和西大寺で日本らしくない事件が
起こったことです。
今年も平穏無事に過ごせました、ご馳走様でした(クロサギか?)。
皆様には本年も大変お世話になり感謝申し上げます。
どうぞ良い年をお迎え下さい。

 

FISH+ARCHITECTS


「暮らし」と「人生」と「鯖寿司」

女子美アートミュージアムで行きそびれた「柚木沙弥郎の100年」展。
京都のえきで「柚木沙弥郎 life・LIFE 」が開催されていると聞き、出張の最終日に訪れた。
テーマは「暮らし」と「人生」、
柚木が師と仰ぐ芹沢銈介氏や民藝を感じつつユーモアもあり
世代を超えて心を豊にしてくれる作品群でした。
こんなホッコリと幸せを感じたのは久々です。
次は、舌の幸せを味わいに「さか井」の鯖寿司を食べて帰ろうっと!

 

FISH+ARCHITECTS


収監体験

「明治五大監獄」として唯一原形を保っている建物、
原形を見ることができる最後のチャンスということで、旧奈良監獄へ。
今後、全国初の「監獄ホテル」へと生まれ変わるそう。
悪いことはしていないけれど・・・、1泊だったら収監されてみたいかも?

 

石崎佑樹


ウォーホルと清水寺

1956年、28歳のウォーホルが世界一周の旅の途中に立ち寄った京都。
わずか3日間でいくつもの神社仏閣をめぐり何枚も描いたスケッチの一枚がこの伽藍!
2年前に屋根の吹き替え工事が終了した清水寺で偶然この一枚に出会い感動。
すぐに京都市京セラ美術館に向かわなくては・・・?
ん、その前に「ねぎ焼きかな」によってかな・・・では行ってきまーす。

 

FISH+ARCHITECTS


あぶり餅

早朝から晴明神社を参拝し、その足で今宮神社へ。
まだ9時過ぎの参道は掃除のまっただ中、おはようございます!と
お店の方から明るいご挨拶。
今宮神社を参拝後に先程のお店へ、
「一文字和輔」で名物あぶりもちを賞味、さっぱりとしていて美味。
どうしても目に入る真向かいの「根元かざりや」が気になり入店!
少しコッテリかな?個人的には一和派!かな・・・ご馳走さまでした。
(写真は一文字和輔のあぶり餅です)


 

FISH+ARCHITECTS


茶碗の中の小宇宙

国宝「曜変天目茶碗」を所蔵している大阪の藤田美術館を訪館しました。
完全な状態では世界に三碗しか現存していないと言われており、
残りの二椀は、静嘉堂文庫美術館・大徳寺龍光院が所蔵しています。
焼き上げる過程で黒釉が変化して生じる斑紋のことを「曜変」といい、
天目茶碗の中でも最上級とされているのですが、
生産された中国では曜変天目は不吉の前兆として忌み嫌われ、
すぐに破棄されたため(諸説あり)、日本に伝わってきた三椀のみが現存しているよう。

光の角度によって様々な景色をみせる小宇宙のような美しい茶碗です。
鑑賞したい方はぜひ訪れてみてください。

 

石崎佑樹